新紙幣発行が決まった今こそ『内閣総理大臣織田信長』を推したい

平成も残り1ヶ月をきって令和が近づく本日4/9、新紙幣発行のニュースが飛び込んで参りました。

…と言っても実際の発行は5年後なのでだいぶ先の話ですがね。


新紙幣発行…でピンと来たのがエントリタイトルの『内閣総理大臣織田信長』(1994~97連載)と言う、混迷続く20世紀末の日本に400年ぶりに政権の座に就いた織田信長が巻き起こす政治ギャグ漫画。劇画調の絵柄でギャグをやるのも当時は斬新だったかと。

国会解散が決まったので議事堂を木っ端微塵に爆破する、国会審議中に寝ている議員を銃撃(※現行犯逮捕されたがペイント弾だったので即釈放)するなどの荒唐無稽さ、時代劇専門チャンネル開局や電話料金の無料化(とその結果)など現実を先取りした話、山手線の車両を利用した移動型幼稚園の開園、首都移転計画、自衛隊の民営化、全世界をペテンにかけての核兵器廃絶など現代にも通用する社会風刺ネタが随所に盛り込まれておりました。

そんな作中で2度あったのが紙幣改正のエピソード。総理自ら一千万円札の肖像に!
単行本は生憎兄上所蔵で手元に無いのでTwitterで貼ってらっしゃる方のを引っ張ってきますた。


確か信長の偉大さを国民に広く誇示するのが目的だったのですがこんなもん当然市場に流通するはずがなく、親しみを持たれる秀吉や家康に対して信長は忘れられるというオチ。……そういや2000円札なんてものもありましたなぁ。


2度目は1万円札の肖像を都道府県ごとに郷土の有名人に投票で決めると言う法案。
その実は東京の家康と大阪の秀吉を利用して東京・大阪・愛知の三大都市圏を信長がジャックする大人気なさMAXな作戦だったのですが…。


東京と大阪は目論見通り行くも肝心の愛知県は当時既にオリックスの人気選手だったイチロー…ならぬイチーロに敗れるという屈辱の結果に。悪いこと(?)は出来ないもんです。


連載終了して20年以上経つのですが2016年のエイプリルフールにコーエーの『100万人の信長の野望』とコラボ?してましたw 検索してて今日初めて知った…。作者の志野靖史先生はどうなさったのかしら…と思ったらなんと歴史小説家に転身。単行本は絶版だし電書版も出て無いしでうーん残念…。令和になったら復活しないかなぁ。


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